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2021.06.28

木工家ウィークNAGOYA・2021を終えて

新型コロナウィルスに翻弄されて1年半近くなりました。
昨年は全国的に緊急事態宣言となり、早々に開催を断念しました。当時は、来年になったらだいぶ落ち着いていて開催できるだろうと、考えていました。しかし現実はそう簡単にこのコロナウィルスを静めてはくれませんでした。「今年はウィークを開催する。」実行委員会でそう決定はしたものの、5月に2つの企画が中止を決定し、さらには緊急事態宣言が延長されることでフォーラムについてもオンライン開催に切り替えました。

確実に人々の生活を変えたコロナ。

新しい生活様式は、一時の生活様式とはならず、これからもずっと人々の生活に寄り添うものになるのでしょうか。

しかしこのコロナのおかげで見直されたもの、改めて気づかされた価値もあったと思います。

人は時と場所を超え仕事し、そして暮らすことが可能となりましたが、やはり人との交わりがないと生きていけない社会的な生き物です。一方で都会の中に押し込めていた圧力が解放されると、自然を求めて動き始め、アウトドアブームやDIYブームというのもコロナによって拡大しました。

そんな中、木工家たちは日頃の制作とその作品の発表の場を失い、多くが大変な日々を過ごしてきたと思います。

緊急事態宣言下、木工家ウィークNAGOYAを開催して、例年より来客数は減ったものの、やはり開催して良かった、参加して良かったという声をいただきました。この状況下でも足を運んで木工家の作品を見に来てくださるお客様たち。その方々の期待にこれからも真摯に向き合い、応えていかなければいけません。

今年は、「地域材」という言葉も多く聞くようになりました。全世界でSDGsが叫ばれる中、持続可能な社会の在り方を考えた時木工家が果たせる役割はとても大きいと感じています。しかし、一方で木工家だけでは成し遂げられないことも多くあります。業界の垣根を超えて協業し、より良い社会、より良い暮らしのために、木工家はどう取り組んでいけばよいか、また来年のウィークに向けて考えていきたいと思っています。

木工家ウィーク実行委員長 和田 賢治

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